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伝わる文章の書き方/逆説の接続詞を使い分けよ!

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接続詞のバリエーションが乏しいと、文章が単調になりやすくなります。
接続詞のなかでも、とくに私が重要視しているのが「逆説」です。
逆説の接続詞で最も有名なのは「しかし」ですが、あまりに「しかし」が連発されると、文章自体が稚拙に見えてしまいます。
この問題は、接続詞のバリエーションを増やすことで解決できます。
【例文】
サッカー日本代表の初戦の下馬評はとても低かった。
しかし、大方の予想に反して、日本は1対0でカメルーンを下した。
日本の勝因を「組織を重視した守備力」と見る解説が目立った。
しかし、局面を打開したのは、松井の果敢なドリブルではなかったか?
あるいは、本田の頭脳的なポジショニングではなかったか?
↑ご覧の通り「しかし」が2回連続で使われています。
しかも、1回目と2回目の距離がかなり近いため、単調な文章になってしまっています。
この例文を修正してみましょう。
例文の修正】
サッカー日本代表の初戦の下馬評はとても低かった。
ところが、大方の予想に反して、日本は1対0でカメルーンを下した。
日本の勝因を「組織を重視した守備力」と見る解説が目立った。
だが、局面を打開したのは、松井の果敢なドリブルではなかったか?
あるいは、本田の頭脳的なポジショニングではなかったか?
↑連続して使用していた「しかし」を「ところが」と「だが」に変えました。
「しかし」をひとつ残す手もありましたが、今回はニュアンスを優先さるために、「しかし」を両方とも変更しました。
「ところが」を用いたのは、「しかし」よりも劇的さを演出するためです。
一方、「だが」を用いたのは、「しかし」よりも主張の強さを演出するためです。
どの接続詞を選ぶかは個人の好みとセンスによりますが、文章を稚拙に見せたくなければ、少なくとも同一接続詞の連続使用は避けたほうがいいでしょう。
と同時に、接続詞を選ぶときには、文章のニュアンスに最も近いものを選ぶようにしましょう。
最後に、私が比較的よく使う逆説の接続詞を以下に挙げておきます。
ニュアンスとリズムに気をつけながら、積極的に使ってみましょう。
しかし、しかしながら、が、ところが、だが、が、ものの、けれども、それにもかかわらず、にもかかわらず、それでいて、のに(せっかく~したのに)、それどころか、も(とはいっても、しても、でも)
※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※
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