伝わる文章の書き方/容認派の多い重複
「頭痛が痛い」「日本に来日する」など、気をつけなければいけない言葉の重複(同じ意味の語を重ねて使う言い方)はいくつもありますが、今回は容認派の多い重複をいくつかご紹介しましょう。
<容認派の多い重複>
犯罪を犯す
被害を被る
歌を歌う
遺産を遺す
選挙戦を戦う
ただし、これらの重複が容認されている理由ははっきりしていません。
強いて言うなら、「言葉は生き物」なので、口に出したときに違和感を感じないものは、その誤りを指摘しにくくなっているということだと思います。
おっと「違和感を感じない」も重複でした(笑)。
「違和感を感じない」は、「危機感を感じない」などと同様に、かなり頻繁に使われている言葉ですので、誤りを指摘しにくくなっているのかもしれません(本来は「違和感がある・ない」と使うべき言葉です)。
使って違和感のある重複については、できれば、ほかの言葉に置き換えるようにしましょう。
※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※
◎仕事・ブランディングにブログを活用しよう
投稿添削特典付き(21日間)の文章スクール
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
山口拓朗ライティング塾
◎執筆、講演、取材の依頼はお気軽に
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
お問い合わせ
★中学生にも分かる! 「ダメな文章」が「伝わる文章」に変わる!
【絶賛発売中】山口拓朗著
『伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則 』(明日香出版社)
★会話力・コミュニケーション力を高めたい方へ
【好評発売中】山口拓朗著
『どんな人ともドギマギせずに会話がふくらむコツを集めました! 』(三笠書房)
★ベストセラーの電子書籍
【Kindle版】山口拓朗著
『ダメな文章を達人の文章にする31の方法 〜なぜ、あなたの文章はわかりにくいのか?〜』
★『ダメな文章を達人の文章にする31の方法』の続編
【Kindle版】山口拓朗著
『文章が変わると人生が変わる!文章力アップ33の方法〜』
記事はお役に立ちましたか?
以下のソーシャルボタンで共有してもらえると嬉しいです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓