山口拓朗公式サイト

伝わる文章の書き方/受け売りを回避するには?

Pocket

「受け売り」の文章というのは、往々にして読者の心に響かないものです。
「受け売り」というのは、問屋の転売と同じです。
誰かが言っていた(書いていた)ことを、そのまま自分の意見として書くことです。
もともと自分の意見ではないので、どこか表層的で他人行儀な話になりがちです。
真実味に欠けることも少なくありません。
「受け売り」のすべてが悪いとは言いません。
とくに「受け」は、イコール「インプット」ですので、むしろ歓迎すべきでしょう。
ただし、「受け」たものを、そのまま「売る」。
これがよくないのです。
では、「受け売り」を回避するには、どうすればいいのでしょうか?
いちばんいいのは、「売る」前に「自分のフィルターを通す」ことです。
「自分のフィルターを通す」とは少々抽象的な表現ですが、簡単にいえば「書き手自身の体験」を加える、ということです。
たとえば、どこかのサイトに次のような情報が載っていたとします。
果物に含まれる酵素には、あとから体に入ってくる食べ物の消化・吸収を助ける働きがあるため、果物は食前に食べたほうがいいでしょう。
へえーそうなのかあ、と思ったあなたが、仮に「果物は食前に食べるのがいいのよー」と受け売りの文章を書いた場合、その文章を読んだ人たちの反応は、思いのほか薄いでしょう。
なぜなら、そこに書き手の「思い」が投影されていないことを、敏感に感じ取るからです。
そこで心がけたいのが、「売る」前に「自分のフィルターを通す」という作業です。
たとえば、次のような文章であればどうでしょうか。
果物に含まれる酵素には、あとから体に入ってくる食べ物の消化・吸収を助ける働きがあるため、果物は食前に食べたほうがいいそうです。
試しに私も1週間ほど実践してみました。
それまで食後に食べていた果物を食前に食べるようにしたのです。
その結果、毎日のように悩まされていた胃もたれがなくなり、便秘も解消されました。
酵素のパワーに脱帽です!
いかがでしょう?
「書き手自身の体験」が盛り込まれたことによって、情報が「受け売り」ではなく、オリジナルのものになりました。
読者の受け取り方も、前者とは比較にならないほど好意的になるでしょう。
文章において「書き手自身の体験」ほど大きな武器はありません。
「書き手自身の体験」とは、取りも直さずその人の「思い」なのです。
※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※・※
◎仕事・ブランディングにブログを活用しよう
投稿添削特典付き(21日間)の文章スクール
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
山口拓朗ライティング塾

◎執筆、講演、取材の依頼はお気軽に
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
お問い合わせ
★中学生にも分かる! 「ダメな文章」が「伝わる文章」に変わる!
【絶賛発売中】山口拓朗著
伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則 』(明日香出版社)
★会話力・コミュニケーション力を高めたい方へ
【好評発売中】山口拓朗著
どんな人ともドギマギせずに会話がふくらむコツを集めました! 』(三笠書房)
★ベストセラーの電子書籍
【Kindle版】山口拓朗著
ダメな文章を達人の文章にする31の方法 〜なぜ、あなたの文章はわかりにくいのか?〜
★『ダメな文章を達人の文章にする31の方法』の続編
【Kindle版】山口拓朗著
文章が変わると人生が変わる!文章力アップ33の方法〜

記事はお役に立ちましたか?

以下のソーシャルボタンで共有してもらえると嬉しいです。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
Pocket