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伝わる文章の書き方/日本語特有の「主格の省略」に甘えない

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日本語は主語を省略しても伝わるたいへん便利な言葉です。
「お腹が空いた」と言うときに、 わざわざ「私はお腹が空いた」と言う必要がありません。しかし、肝心な場面で主語を省略すると誤解やトラブルを招きかねないので、注意が必要です。
<例1>
通常は二人一組で 荷物をチェックする規則に従っています。ところが今回は、その規則に従わなかったために、このような紛失事故が起きてしまいました。
事故の原因は分かりましたが、この文章では、責任の所在が、はっきりしません。
<例1の修正>
通常、私たちは二人一組で 荷物をチェックする規則に従っています。ところが今回は、その規則に従わず、私がひとりでチェックしてしまったために、このような紛失事故が起きてしまいました。
「私たちは」「私が」という 主語を入れることで、責任の所在がはっきりしました。
事実を正確に伝える必要がある場面では、日本語特有の「主語の省略」に甘えないようにしましょう。
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