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黒川伊保子著『LOVE brain』

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妻から渡された一冊の本。
『LOVE brain 行為を防ぐ男性脳 言葉を紡ぐ女性脳』を、
3時間ほどで読了しました。
なかなかの良書です。
「男性脳と女性脳の違い」
について書かれた本は、
これまでも何冊か読みましたが、
それらはすべて翻訳本でした。
本書『LOVE brain』は
日本人(黒川伊保子さん)が
著者ということで、
事例などがイメージしやすく、
親近感をもちました。
男女を問わず、
男女問題に悩みをもつ方には、
「ハっ」とさせられる
内容ではないでしょうか。
男女問題の多くは、
お互いの脳の違いを知ることで、
回避できるのかもしれませんね。
夫婦関係がうまくいっていない方、
恋人とうまくいっていない方、
いつも異性とうまくいかない方……
……であれば、
何かしらのヒントが得られる
一冊だと思います。
というわけで、
今回と次回は、
本書で気になったカ所を
ピックアップします。
<以下引用>
女は、分かりきった定型の答えを、
飴玉を舐めるように
何度も舌の上で転がして
楽しみたいだけなんだから。
・・・・・・・・・・・・・
つまり、男は、
女から定型の質問を受けているうちは、
惚れられていると思って間違いない。
・・・・・・・・・・・・・
男たちは「愛してる?」と聞かれたら、
自分がいかに愛しているかを
答えることに専念したほうがいい。
間違っても、それを答える前に
「きみは?」などと聞いてはいけない。
・・・・・・・・・・・・・
男は、女の剣幕に動揺したり、
彼女の言い分にひとつずつ言い訳を
する必要はないのである。
はいはい、と飴玉をあげれば、それでお終い。
女がからむということは、
まだ愛している証拠だから。
・・・・・・・・・・・・・
というわけで、愚痴であれ、
ヒステリーであれ、別れの宣告風であれ、
女の口数が多ければ
「飴玉」のおねだりに過ぎない。
簡単なことだ。
・・・・・・・・・・・・・
けれど、その飴玉をなかなか云えないのが
男性でもあるんだけどね。
男性陣にコツを教えよう。
自分の恋人のおねだりに辟易するなら、
先に飴玉をあげればいいのである。
欧米の男たちみたいに。
「愛している」が恥ずかしかったら、
「ありがとう」で十分なのだから。
・・・・・・・・・・・・・
男は、共有する時空に飽きたくらいじゃ、
その女を嫌いにならないからだ。
男性脳は、機能上、
「自分の気持ち」にとても鈍感なのである。
一度情の通じた仲なら、
女が嬉しそうにしている限り、
男は女を自分からは嫌いにはなれない。
「自分の気持ち」が
すべての基軸である女性脳からは、
ほんとうにまったく想像を絶するけれど、
男性脳は「自分の気持ち」を
あまり認識しないまま
生きているのである。
<引用おわり>
これらの言葉にピンときた方は、
本書を一読して損はないと思います。
『LOVE brain 行為を防ぐ男性脳 言葉を紡ぐ女性脳』
http://www.amazon.co.jp/dp/4569627498

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