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アイメッセージで人間関係を円滑にしよう!

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身近な人のイヤなところを変えたい、
と考えたことのある人は
少なくないでしょう。
人は近い存在ほどその性格や行動が、
気になるものです。
たとえば、何度注意しても
まったく部屋を片付けないダンナに、
奥さんが
「あなた、部屋を片付けてよ!」
と怒鳴ったり、
「どうして部屋を片付けないの?」
と責め寄ったりしても、
さほど改善効果は得られないでしょう。
それどころか、
注意を受けたことで
「自分は責められた…」と感じたダンナが、
奥さんに反抗的な言葉を返す、
かたくなに片付けを拒む、
逆ギレして、奥さんの欠点をあげつらう
……などの行動に出る可能性もあります。
小さな注意から、
大ゲンカに発展するケースは、
世の中に山ほどあります。
では、片付けないダンナに、
奥さんは、どのような言葉を
かければいいのでしょうか?
「部屋が汚いと
 わたし、気分が悪くなってしまうの」
このように、
相手を注意するのではなく、
自分の気持ちを率直に伝えるのが、
ひとつの方法です。
俗に「アイメッセージ」と
呼ばれる手法です。
アイは「愛」ではなく、
I amのアイです。
つまり、主語をあなた(You)ではなく、
私(I)にするのです。
この言い方であれば、
ダンナは「責められた…」と思わないため、
素直に事実を認めやすくなります。
とはいえ、
「わたし、気分が悪くなってしまうの」
では、少し恩着せがましく
聞こえるかもしれません。
「部屋がきれいになったら、
 わたし、嬉しいなあ!」
このくらいポジティブな言い方であれば、
恩着せがましく感じられないでしょう。
もちろん、状況次第では、
主語を「You(あなた)」にして、
厳しく注意することも大事でしょう。
「アイメッセージ」は、
何度も注意しても、
相手に改善が見られない、
あるいは、
すでに相手との関係が悪化している。
そうしたケースで活用するといいでしょう。
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